復興への歩み

2011年3月11日:
三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の「東北地方太平洋沖地震」が発生。東北地方太平洋沿岸の広い地域に大津波が襲来し、東日本大震災を引き起こす。舞根地区では、全52世帯中44世帯が津波で失われ、逃げ遅れた4名が死亡するという壊滅的な被害を受ける。

3月13日:
散り散りに避難していた舞根地区の住民たちが、避難所である唐桑小学校で再会。
  ~以降、舞根地区の住民たちが今後も一緒に暮らしていけないかどうかの話し合いが始まる

4月20日:
高台への集団移転を希望する26世帯が、舞根地区の集団移転を目指した「舞根地区防災集団移転促進事業期成同盟会(以下、期成同盟会)」の設立総会を開くことで合意。

4月24日:
菅原市長も出席し、期成同盟会の設立総会を開催。「防災集団移転促進事業」の採択に向け取り組むことを確認。

↓設立総会のプログラムです(クリックすると大きく表示されます)
期成同盟会設立総会プログラム

4月29~30日:
期成同盟会で決定した集団移転候補地の地権者12名に協力を依頼。全員から快諾を得る。

5月6日:
新潟県中越地震にて防災集団移転促進事業により集団移転を果たした新潟県長岡市へ視察を要望。快諾を得る。

5月29~30日:
期成同盟会員のうち、22名が新潟県長岡市を視察。事業活用の経緯や移転が完了するまでの期間、事業費の負担割合(国の補助及び市の負担)などの話を聞き、集団移転実現のためのノウハウを学ぶ。

↓長岡市への視察を報じた新聞記事です(クリックすると大きく表示されます)
長岡市視察の様子を報じた新聞記事

6月1日:
期成同盟会員のうち10名で長岡市の視察報告を兼ね、気仙沼市に「要望書」を提出、菅原市長と話し合い。この時点では、「他の地区から同様の要望が出れば、市の負担が大きくなるので実現は難しい」との回答を受ける。この話を避難所へ持ち帰り、期成同盟会にて今後の方針について意見交換。

同日、市側から再度話し合いの申し入れあり。

6月11日:
期成同盟会員のうち5名が再度菅原市長と面談。
 ・市議会にて、市内10ヶ所の高台移転に関する調査費として1,000万円を提案すること
 ・事業費の4分の3は国が負担し、残り4分の1のうち19.25%は特別交付税で措置されること、
  すなわち全体の94.25%が国の負担になるということ
について説明を受ける。

7月1日:
気仙沼市議会において、市内10ヶ所の調査費1000万円を予算に計上する議案が可決。

7月17日:
避難所の閉鎖式を行う。

全世帯の仮設住宅への入居が完了

8月16日:
新潟市の市嶋彰さん、伊藤きよ子さんの訪問を受け、交流会を開催。中越大震災の記録映画『1000年の山古志』(http://www.cinemanest.com/yamakoshi/home.html)の試写や、新潟からの食材で懇親会を行う。

8月20日:
期成同盟会定例会開催。首都大学東京 横山准教授より舞根湾をはじめとした現在の海の状況に関する講話
をいただく。
市長、市議会議長への陳情書提出への意見取りまとめを行う。

8月27日:
陳情書の内容決定。集団移転希望29戸の世帯主が署名・押印。

8月30日:
舞根地区内で灯籠流しを実施。

8月31日:
菅原茂気仙沼市長及び臼井真人気仙沼市議会議長に29名の署名を添え陳情書提出。

9月17日:
期成同盟会定例会開催。
市役所担当者より防災集団移転促進事業及び公営住宅事業の説明や、市内で集団移転の要望が出ている地区(舞根地区を含む)数か所についての調査を業者へ委託しているとの説明を受ける。

10月15日:
期成同盟会定例会開催。
東北学院大学の植田先生や、現在、唐桑でボランティア活動を行ってくださっている方数名にもご参加いただき、盛大な懇親会を行う。

10月19日:
気仙沼市都市計画課より、11月1日に移転事業に関する説明を行うとの連絡を受ける。

10月21日:
舞根地区集会所建設の上棟式。

11月1日:
気仙沼市の担当職員数名及び調査会社が移転要望地を視察。「防災集団移転促進事業」に対する気仙沼市の今後の方針に関し説明を受ける。

11月8日:
菅原気仙沼市長へ「防災集団移転促進事業に関する申込書」を提出。

11月14日:
慶應義塾大学の一ノ瀬先生、諏訪先生、中島先生及び同大学院の学生と懇談会。

11月19日:
期成同盟会定例会開催。

12月17日:
移転候補地現地調査(読売新聞取材)及び期成同盟会定例会開催。

2012年1月10日:
気仙沼市役所都市計画課による舞根地区防災集団移転候補地についての説明会。

1月21日:
期成同盟会定例会開催。
新潟県長岡市(旧山古志村)の住民及び新潟市の支援者と交流会を行う。

1月24日:
期成同盟会役員会開催。
気仙沼市より提示された移転地に疑問あり、土木関係の先生と打ち合わせ。

2月10日:
期成同盟会役員会開催。
気仙沼市及び調査会社に対し、当方のイメージ図を提案。
市側はこの提案に基づき検討し、再提示することを約束。

2月18日:
期成同盟会定例会開催。
気仙沼市より、移転地や取付道路の計画について説明あり。
期成同盟会として了承し、早期着工を要請。

3月17日:
期成同盟会定例会開催。
新潟市より市嶋彰さん他3名を迎え交流会を行う。

Comments are closed.